↑この赤いバイクに赤い服装の印象が強い、アキラというアニメ映画を見てみました。
原作は漫画で全6巻。
漫画は見たことないですが、アニメ映画初見の感想をレビューしています。
1980年代にヤングマガジンに連載され、1988年に公開された本作品は、2019年のネオ東京という舞台で話しが進んで行きます。2020年の東京オリンピックの会場で戦闘が繰り広げられ、開催できなくなることを予言していたかのような状況に、現代のコロナによる開催延期の状況が重なり、話題となっています。
dTVでも配信されるようになっていたので、見てみることにしました。
動画配信サービスdTVに登録しており、そこで配信されていました。
月額500円12万作が見放題のdTVは、このコロナの影響による行動自粛の中、大活躍しています。
AKIRAって聞いたことあるけど、結局何?
先ほど出した赤いバイクに赤い服装のパッケージ。
最初は、そこに映っている少年がアキラという名前かと思っていました。
しかし、映画を見ているうちにその少年は金田という少年であることが分かりました。
では、アキラとは何なのか?
アキラとは、超能力をもった少年たちの中でも、凄いチカラをもった一人の少年のことでした。
その少年のチカラを巡って、争う姿が描かれています。
しかし、作中でアキラについて語る場面があるのですが、以下の通りです。
「アキラのチカラは誰の中にも存在する。そのチカラが目覚めたとき、その準備が出来ていなくても、その使い方を選択しなければならない。」
選択を間違えば破滅を招く。
この辺から、よく理解できないです。
アキラとは何なのか?
終わりまで、考えさせられ、よくわかりませんでした。
全6巻中、途中の4巻ほどで、映画が製作されたとのことで、3巻ほどから中飛ばしでのエンディングに多少無理があったのかもしれません。
漫画を見ていないので、なんとも言えませんが、できれば漫画も見てみたいと思います。
薬物、宗教、暴動、思想、大人向けのアニメです。
製作がものすごくて、話題に。
日本アニメ映画としては、巨額の製作費が投じられています。
一流のスタッフに、今までにない作成方法で、リップシンクにもこだわる力の入れようです。
詳しくは、以下サイトにアキラの魅力を書いた記事がありましたので、見てみてください。
リンク:『AKIRA』はなにがすごいのか…!IMAXで蘇る傑作
大友監督、その他の作品
1988年のアニメ映画「AKIRA」を手掛けた大友克洋監督のその他作品を紹介します。
原作、製作総指揮、総監督を務めた3話のオムニバスアニメ
1995年「メモリーズ」
総製作費24億円、製作期間9年をかけた大作。
2004年「スチームボーイ」
「AKIRA」製作後、9年ぶりに手掛けた作品「火要鎮(ひのようじん)」
他3作品を含むオムニバス形式で一つとなった作品
2012年「ショート・ピース」
日清カップヌードルのCMコラボ
大友監督を迎えて製作されたアニメ「FREEDOM」
日清食品のカップヌードルのCMで、FREEDOM-PROJECTとして展開されたました。
宇多田ヒカルの楽曲提供も話題になりました。
キャラクターは、「AKIRA」で主役だった金田と敵役の鉄夫が使われております。
当時、「AKIRA」を知らなかった私にとっては、こちらのアニメの方が馴染み深かったと思います。
2006年~2008年のプロモーション・プロジェクトととのことで、CMでシーズンごとに話が進んで行くのは、画期的で印象深かったです。
いつかこちらもまとめて見てみたいと思います。