機動戦士ガンダムの敵役シャア・アズナブルの幼少期から大人になり、モビルスーツのパイロットとなるまでの物語りです。
私はガンダムを見たことがなかったのですが、「赤い彗星シャア」「アムロ」などは一度ぐらいは見聞きしたことはありました。
聞きなれない言葉が多く、最初は難しかったですが、ガンダム初心者の私でもガンダムの世界観を理解することができました。
・舞台
地球から宇宙へ進出した人類。
人口の居住空間であるスペースコロニーの建築が進み、地球から多くの人が移り住んだ。コロニーが増えるにつれ、コロニー群が複数できあがり、サイドと呼ばれるようになった。
サイドはそれぞれで連携し、自治を行うことになった。しかし、それらサイドの自治は、地球の連邦政府管理下にあった。
サイドの一つであるサイド3では、地球連邦政府からの独立国家が建国された。
その独立国家とサイドを管理下に収めようとする連邦政府との対立が勃発。
機動戦士ガンダムの本編へと繋がるプロローグ
・映画編成
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は
Ⅰ:青い瞳のキャスバル
Ⅱ:哀しみのアルテイシア
Ⅲ:暁の蜂起
Ⅳ:運命の前夜
Ⅴ:激突 ルウム会戦
Ⅵ:誕生 赤い彗星
の全6話編成で6本の映画となっています。
Ⅰ〜Ⅳは、シャア・セイラ編で、
2人の兄妹の幼少からの成長期を描いた物語。
Ⅴは、ルウム編で、
独立国家ジオン公国軍 VS 地球連邦軍
の対立が激化していく物語。
Ⅵは、プロローグ最終編で、
シャア・アズナブルの異名『赤い彗星』が 広まる過程を描きつつ、
本編への繋がりを描く物語となっています。
・見どころ
地球連邦軍のガンダムを操縦するアムロ
のライバルである
ジオン公国軍の赤ザクを操縦するシャア・アズナブル
の過去がよく分かる物語となっています。
なぜ、赤い彗星なのか?
なぜ、あの変なマスクをしているのか?
ジオン公国軍での立場、セイラ、ララァ・スンとの関係などなど。
ジオン公国軍主体で描かれており、シャアの複雑な生い立ちが理解できます。
・まとめ
一度はアニメから抹消されそうになった敵役の『シャア・アズナブル』を題材とした思い切った映画となっています。
〝視聴率低迷は関連商品の不振につながり[8]、スポンサーから「シャアという陰気なキャラクターがいけない」と指摘され作中でシャアを左遷したが、今度は「何でシャアが出ないのだ」という抗議の手紙が殺到した[9]。こうした手紙は中高生のファンからであり、サンライズ側の当初の狙い通り、本作には中学生以上のファンがついていた[8]。名古屋テレビの関岡渉によると左遷どころか殺す予定だったのをスタッフを説得して取りやめになったとある[10]。〟
ウィキペディア 参照
敵役ながら、それだけファンを集める人気キャラであるシャアの全てを理解できます。
また、ガンダムの宇宙戦争の火種となる出来事を知ることができる為、ガンダム入門には良い映画となっていると思います。
私の生まれる前から放映されていた機動戦士ガンダム。
30代となった今、これから初代ガンダム本編を見る予定です。
色んなアニメを見放題のAmazonプライムで存分に楽しみたいと思います。